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武術研究者:甲野善紀先生 「これからの教育」実践ゼミ第4回 ゲスト江本伸悟さん ー自然を再生命化する科学ー

3,200円

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※決済後、ゼミ受講ガイドのPDFファイルがダウンロード出来ます。 ご一読いただき、ガイドに記載されているリンクからZOOMの受講登録をお願いいたします。オンデマンドで視聴できます。 武術研究者・甲野善紀先生と一緒に「これからの教育」を模索していく実践ゼミ第四回。ゲストは、渦の物理の研究で博士号を取得後、私塾松葉舎の主宰として新しい学びを実践されている江本伸悟さん。 お二人の対話は、メールを通じて既に始まっています。 ーこの度の新型コロナウイルス感染拡大の問題では、ウイルスを封じ込めよう、制御しようという意志がそのまま人間に跳ね返ってきた結果、人間自体が閉じ込められ、制御されていっているように感じています。何かを制御しようとすれば、その反作用として自らも制御されていく。自然を制御しようと思えば思うほど、生は深刻になる。従来の科学が自然の制御を目指し、自然を物質化してきたことの意味を問い直さなければならないと、以前から考え続けてきたことではありますが、この度のコロナ騒動に触れて改めてその思いを強くしています。といって、安易に科学を批判するつもりはありません。科学には自然を物質化する技術としての面がある一方で、自然の生命に触れていく技法としての面もある。それが自分自身、院生時代科学に打ち込むなかで実感したことでした。自然を再生命化する科学、science as it could be を探求したいと思います。ー江本伸悟 ー江本伸悟氏は、科学をより本質に迫らせるために、物理や数学以外、哲学や民芸といった分野にまで関心を拡げた独特の私塾「松葉舎」を立ち上げた人物です。 それだけに、江本氏には是非科学が現在とは異なる飛躍的な展開をするための、新しい、現在の科学的手法から見れば、全く画期的な思考形態と、記述スタイルの糸口だけでも是非拓いていただきたいと願っております。 今回は、いま全世界が動揺しているCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関して、江本氏と対論を行ないたいと思っております。 いまCOVIDー19の感染拡大を防ぐため「新しい生活様式」を取り入れることが広く勧められていますが、これに対して、この「新しい生活様式」の問題の多さから強い違和感を感じている私と、より広い立場から、様々な可能性について思考を深められている江本氏と、この問題についてトークをするわけですが、江本氏とは独立研究者の森田真生氏を通して知り合い、大変親しい間柄です。それだけに、この問題を論ずるには極めて適任の人物だと思います。なぜなら、強く対立した者同士では感情的になって「それは見解の相違ですね」で終わってしまい、実のある話が展開しない可能性が極めて高いですし、私と同様の考え方だった場合は、私とは違う「新しい生 活様式」を守りたい人たちは最初から話を聴く気があまり起こらないでしょう。 ですから。互いの存在を尊重し合える立場で、異論を戦わせるということは、当事者にとっても、視聴している方々にとっても必ずや、得るところがあると思うからです。当日は互いに安易な妥協はせず、持論を展開させ、より踏み込んだところまで話たいと、思っております。ー甲野善紀 この度のゼミは甲野先生と江本さんの対話をベースに、途中、江本さんのミニレクチャー(『自然を再生命化する科学』)を差しはさむ予定です。 参加者の皆様からの質問も受けつけながら進行します。 ゲストプロフィール 江本伸悟 https://www.shingoemoto.com/ 学者。1985年、山口県下関市に生まれる。2014年、東京大学大学院にて渦の物理を研究、博士号(科学)を取得。日本物理学会にて学生優秀発表賞(領域2)受賞。2017年、自分独りでは想えない不思議を想い、感じられない美しさを感じ、考えられない物事を考えるための場所として、私塾・松葉舎(しょうようしゃ)を立ち上げる。科学、数学、哲学、芸術、芸能、武術、ファッション、ダンスなど、分野を横断したコミュニティのなかで心と体と命の探求を続けている。

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