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販売期間
2021/12/16 00:00 〜 2022/01/22 23:59

【アーカイブ】憑依芸能がなぜ武術と強く結びついたのか -これからの教育実践ゼミ ゲスト長本かな海さん-

4,000円

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【アーカイブ配信】 PDF記載のURLからご視聴ください。 下記に配信したウェビナーのアーカイブになります ============================================ 12月29日(水)19:00-21:00 (当日都合がつかない際はオンデマンドで視聴できます。※オンデマンド視聴には29日の本編終了前にウェビナー登録が必須です。) 甲野先生からメッセージをいただいています。 ー憑依芸能が、なぜ武術と強く結びついたのか 私が奇傑「長本かな海女史」と初めて会ってから、あと一月ほどで一年になる。その御縁は、長本女史が私の小金井稽古会という半ば非公開な稽古会に参加された事に始まる。 小金井稽古会は、『巧拙無二』という私の著書の中でもコアな土田昇氏との対談本をクラウドファンディングを行なって刊行していただいた剣筆舎の代表である永田勝久氏が主宰する翠雲会という空手の会で、時々私開催していただいている稽古会である。 会は、参加費は各自の事情で無理のない額を無記名の封筒に入れて世話人の永田代表に渡していただくという「お布施方式」で行なっている。そのため、いつも少人数だが、この一月の会も参加者は7~8人だったと思う。この時期はちょうどCOVID-19の感染拡大とかで緊急事態宣言中であり、飲食店も午後8時くらいまでしか営業をしていなかったので、打ち上げも早めに終わった。 ただ、その打ち上げの席で長本女史がインドネシアの舞踊などに興味を持たれている事などが判ったので、2017年バリに行って、その後、技が大きく変わった私としては、是非もっとこの人物と話をしたいと思ったのである。しかし、緊急事態宣言中で店がどこも開いておらず、季節も一年で一番寒い時期だった事もあり、公園などで話すわけにもいかず、どうしようかと思ったが、この長本女史の最寄り駅の路線が、私の自宅の最寄り駅の路線に乗り換える前の路線だったため、電車のシートに座ったまま、その路線の終点から終点まで一緒に行き、終点から折り返して長本女史の自宅の最寄り駅まで約一時間半ずっと話し続けた。 私も今まで随分いろいろな人に会ってきたが、武術の稽古を行なう必然性が「憑依芸能と武術が強く結びついていることを感じるので」という理由の人物には会った事がない。とにかく話していて「この人は本質的にきわめて重要な事に気付いている人かもしれない」という、何とも言えない予感がして、「是非この人物とは突っ込んだ話をしてみたい」と思い、すぐこのNOTHの「これからの教育実践ゼミ」への出演を依頼。そして今回、いよいよそれが実現する。 社会的には長本かな海女史は殆ど無名の人物だが、すでに備わっている才能というか能力と志は、ただならないものがある。今回は私が主に長本女史にいろいろとインタビューを試みることになると思うが、うまく話が引き出せれば私にとってはもちろん、対談をご覧になっている方々にも想像外の得るところがあるのではないかと思う。ー ゲストプロフィール 長本かな海(ながもと・かなみ) 川崎生まれ。大学時代に日本の夜神楽や秘祭、奇祭にハマり通う。イタリアの大学院に進学し、人類学を専攻するも中退し帰国。障害者の就労支援事業所のアートディレクターなど様々な職につくが長く続かず、たまたま訪れたインドネシアのジャワ島で観た憑依芸能に衝撃を受ける。同時期に武術と出会い、身体の奥深さにまた衝撃を受ける。現在は様々な流派の武術の稽古を行いながら、身体経験と呪術や憑依、芸能などといった諸文化の発生との関連性について、多摩美術大学芸術学科修士課程で研究中。

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