※決済後、ゼミ受講ガイドのPDFファイルがダウンロード出来ます。 ガイドに記載されているリンクから視聴ください。 オンデマンド版です。 編集はしておりません。予めご了承ください。 武術研究者・甲野善紀先生と一緒に「これからの教育」を模索していく実践ゼミ第11回。ゲスト浜島貫さん（浜島治療院院長） 「今、あらためて考える身体のケア」 甲野善紀先生と浜島貫先生の２回目の実践ゼミ。 今回は参加される方の質問に答える形式で、前回よりも更に詳しくお話をしていただく予定です。 ー開催にあてて甲野先生からメッセージをいただいています。 　浜島貫・浜島治療院院長は不思議な人である。 代々続く治療家の家系で、家業を継がれ、医師も持て余していたような慢性病の患者を驚くほど回復させたり、裸足で山々を走ったり、「素肌寝」という寝間着、パジャマの類を身に着けずに寝ることで、かえって暖かく心身をよく休ませられることを提唱され、故見元良平医師の研究である着衣にゴム紐を用いる事の弊害の啓蒙活動も広く展開されている。 その上、オギノエンファームという羊までいる農場の農場主に見込まれ、この農場で羊の毛を刈ったり、山羊乳のチーズを作ったりといったジャンルもお得意な上、プロが使う競技ヨーヨーの製作もされていて、金属と金属の接触面の摩擦を極端に減らす、金よりも高価な摩擦減退の粉末なども御存知で、こういった世界にも精通されている。 こういう業績を列挙していくと、ひどく濃そうな人物を、多くの人は連想しがちだが、何というか、とても軽やかな人である。寝たきりの病人の在宅でのリハビリや治療といった大変なことをこなされている人物とはとても思えない、少年のような笑顔が印象的である。 私も稀人、奇人、変人には普通の人より数多く会っているはずだが、浜島院長のような人物は他に全く思い浮かばない。さまざまな事に精通していながら「いや、私はただ好きでやっている素人ですから」といった軽やかを身につけている人物というのは、何とも言えない魅力がある。 とにかく、私の浜島院長に対する信頼度は相当なものがあるが、その信頼感はこうして浜島院長についてあらためて思い返す事で明確になってきたという辺りに、陰徳を積まれている浜島院長の凄さがあるように思う。御縁のあったことに深く感謝する次第である。ー ゲストプロフィール 浜島 貫（はましま　とおる） / （鍼灸マッサージ師、柔道整復師）公益社団法人埼玉県鍼灸マッサージ師会理事、井穴刺絡頭部刺絡学会理事 浜島治療院院長・浜島整骨院院長 代々続く治療家の家に生まれ、さまざまな治療法、健康法を実践するなかで「ヒモトレ」や「脱ゴム紐、ゴム紐症候群」「裸足ラン」などと出合い、現代人が抱える数々の問題点にその効用があることに気づく。現在、在宅医療にも力を入れており、個人宅などを訪ねて鍼灸治療やマッサージ、リハビリなどを行っている。そうした取り組みの中で、ヒモトレを活用。腰痛予防対策や介護施設の職員、デイケアなどに通う高齢者に向けたヒモトレ講習会も実施。身近な環境から見直しが必要と、ヒモトレからゴム紐症候群、素肌寝や裸足ランを研究、提唱する。