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販売期間
2020/12/24 19:00 〜 2021/01/23 17:00
下西風澄×森田真生 「詩と植物」
5,000円
※こちらはダウンロード商品です
shitoshokubutsu.pdf
583KB
販売終了しました
※決済後、ゼミ受講ガイドのPDFファイルがダウンロード出来ます。
ご一読いただき、ガイドに記載されているリンクから受講登録をお願いいたします。
【概要】
下西風澄×森田真生
「詩と植物」
1月23日(土)19:00-19:30
イントロトーク「言葉と傷み」(森田真生)
19:30-20:00
トーク「言葉・エロス・植物」(下西風澄)
※下西風澄さんが書かれた詩の朗読も行います。
20:00-20:15
休憩
20:15-21:30
下西風澄×森田真生 対談&質疑応答
【下西風澄さんからのメッセージ】
言葉は世界を見立てる。私たちは世界を見立てることによって把握し、そのことによってときに生から遠ざける。人間は世界を言葉で見立て、突き放し、その距離感を図ってきた。言葉が世界を見立てるとき、世界の生々しさ、その生の艶やかさは剥奪される。
しかし、ときに詩人たちの言葉は存在を結び、つなげる。私の目の前に咲く一輪の花について語るとき、言葉を通じて存在は交わる。それはひとつのエロスである。生きていることの生々しさ、欲動、せきとめられない衝動をそのままに言葉が結びあげる。
樹木、花、根、葉。植物はその身体全体をこの世界に押し広げながら、開花のなかで世界と交流する。けっして世界を見立てることなく生きる、植物の存在の在り方から、私たちは何を得られるだろうか。
詩とエロスと植物、というテーマのなかには、私たちの存在の在り方を問い直す種子が眠っているように思う。