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販売期間
2024/08/10 10:00 〜 2024/09/07 20:59

この日の学校 2024夏 9/7(土)18:00-21:00

  • 開催日

    2024/09/07

  • 開始時間

    18:00

6,000円

※こちらは電子チケットです
※別途発券手数料2%がかかります

販売終了しました

【日時】2024/9/7(土) 18:00-21:00 【場所】千駄木養源寺 東京都文京区千駄木5-38-3   東京メトロ南北線 本駒込下車徒歩五分   都バス 東43 本駒込3丁目徒歩5分           千駄木5丁目徒歩5分 【問い合わせ】ノス事務局 [email protected] 独立研究者森田真生氏と、武術研究者甲野善紀先生によるトークイベント。カリキュラムもなく建物もなく、その日、その日に立ち上がる学びの場”この日の学校”。今までにも全国各地で「生きること」「学ぶこと」についての根本的(ラディカル)な対話を繰り広げてきました。 2024年、開催場所(NOTH主催)としては7年ぶり千駄木養源寺にて開催いたします。 、森田さんの新刊『僕たちはどう生きるかめぐる季節と再生の物語』(集英社文庫、8月21日発売予定)の販売も行います。 どうぞお楽しみに!! 開催にあててメッセージを頂いています。 -甲野先生と「この日の学校」を立ち上げたのは、2009年9月のことでした。かたちのある学びの場ではなく、ご縁のあった人と、ご縁のあった場所で、ご縁のあったときに開いてきたかたちのない学びの場ですが、気づけば、スタートからすでに15年が経とうとしています。 思えば、いくつもの大事な節目のときに、ここで集ったみなさんとの思索と対話に支えられてきました。最近では、パンデミックの到来を目前にして開かれた2020年1月の「この日の学校」(主催:NOTH)は、それからやってくる「不気味」な時代をまるで予言するかのような内容でしたし、緊急事態宣言下に2020年4月にオンラインで開催された「この日の学校」(主催:ミシマ社)の緊張感と熱量は、いまでもはっきりと記憶しています。 思考の枠組みにとらわれることなく、「いかに生きるか」という問いだけを純粋に追求し、たがいの思考を分かち合うこの場所に、僕もこの15年間支えられ、また育てられてきました。 僕はこの春、レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』の翻訳とその「つづき」からなる一冊の本を筑摩書房から出しました。甲野先生は、かなり昔から、レイチェル・カーソンこそ「私が最も尊敬する歴史上の女性」とおっしゃっていました。なにか不思議なご縁で、先生の思考の原点にあるものに、僕もまったく異なるルートから近づきつつあるのかもしれないと思います。 今回は『センス・オブ・ワンダー』(筑摩書房)の刊行後初めての対話、そして、集英社文庫から『僕たちはどう生きるか』が発売される直後の対話ということで、甲野先生とともに、人間と自然、身体と地球、そしてなによりこの不透明な時代に「僕たちはどう生きるか」という問いをめぐって、とことんお話をしたいと思っています。 「この日の学校」はその場に集ったみなさんとともに生成していく一期一会の学びの場です。当日の出会いを心から楽しみにしています。 森田真生 ー森田真生と初めて会ったのは森田氏がまだ中学生の時でした。その後、高校、大学と、森田氏の成長と共に会話を重ねるにつれ、この人物が今という時代にどれほど必要で、また稀な存在であるかを実感し、新潮社の足立編集員に紹介したりしていましたが、森田氏がコンビニでバイトをするという話を聞き「これほどの逸材がコンビニでバイトとは勿体ない、この人物の存在を広く世の中に紹介した方が、世の為、人の為にもなるだろう」と、まだ学生だった森田氏と二人で講師となるというか、私が森田氏の話を引き出す役を務める「この日の学校」というセミナーを立ち上げ、日本各地で開催しました。 当初は森田氏の専門である数学の話が多かったのですが、受講された人達の中で数学が苦手だった人達が一人の例外もなく「もし中学や高校の時の数学の先生が、こんな先生だったら、決して数学嫌いにはならなかった」という感想を口にされるほど、その場で森田氏が語る数学は魅力的な学問として輝いていました。 その後、数学に関しては2016年『数学する身体』で小林秀雄賞を受賞されましたが、この際の賞の選考に関わられた養老孟司・東京大学名誉教授が「こういう賞をこのような若い人にあげなくてどうするんだ」といった強力な推薦をされたとの事です。 その後、森田氏は数学の専門というより「将来の人類はどう生きるべきか」という方面に強く関心を向けられ、『僕たちはどう生きるか』『センス・オブ・ワンダー』といった著作を発表。農業やこの地球環境の在り方の追求へとシフトして行かれた感があります。このジャンルは元々私が武術を始めたキッカケとも重なりますので、不思議な共感を覚えます。 世界中でさまざまな問題が噴出し、今後大規模地震や津波、富士山の噴火など、数々の困難に見舞われる可能性が強く叫ばれはじめている今、ぜひ志のある方々と共に、これからの時代にどのように対応していったらいいかを考えてみたいと思います。 甲野善紀 プロフィール 森田真生(もりたまさお) 独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。デビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(第10回河合隼雄学芸賞)、『偶然の散歩』(ミシマ社)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇阪克二/福音館書店)などがある。 甲野善紀(こうのよしのり) 1949年東京生まれ。武術研究者。 20代の初めに「人間にとっての自然とは何か」を探求するため武の道に入り、1978年に「松聲館道場」を設立。以来、剣術、抜刀術、杖術、槍術、薙刀術、体術などの独自の武術研究の道に入る。2000年頃から、その技と術理がスポーツに応用されて成果を挙げ、その後、楽器演奏や介 護、ロボット工学などの分野からも関心を持たれるようになった。2006年から欧州やアメリカなどからも招かれて講習を行なっている。2007年から3年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた。2009年から森田真生氏と「この日の学校」開講。著作に『剣の精神誌』、『武道から武術へ』、『自分の頭と身体で考える』(養老孟司共著)、『薄氷の踏み方』(名越康文共著)、『ヒモトレ革命』(小関勲共著)など多数。

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