new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/4

ーインドシナ最後の狩猟民「森の民」から学ぶことー これからの教育実践ゼミ- ゲスト伊藤雄馬さん(言語学者)

4,000円

※こちらはダウンロード商品です

514archive.pdf

837KB

※決済後アーカイブ視聴用のURLがダウンロード出来ます。 記載されているリンクから登録をお願いします。 ====================================================== これからの教育実践ゼミ-  ゲスト伊藤雄馬さん(言語学者) 5月14日(土)19:00-21:00(見逃したらオンデマンドで試聴可) ※オンデマンドで視聴する際も事前登録が必要です。 武術研究者甲野善紀先生をホストに、 これからの教育について考察するゼミ。 開催にあてて甲野善紀先生からメッセージをいただいています ー今回の「これからの教育実践ゼミ」にお招きして対談する方は、言語学者の伊藤雄馬・東京外国語大学特別研究員です。 この伊藤研究員とは光岡英稔師範が講師を務められている、兵法・武学研究会で、光岡師範から紹介されて知りあいました。 伊藤雄馬氏は「言語」というものの本質を追求しようとした時、「身体が鍵になる」との直観に導かれるようにして、光岡師範が指導されている武術に引き寄せられたとのことで、その直観力には私も敬服せざるを得ません。というのも、光岡師範が追求されている武術は、身体の使い方と、言語との関係についても鋭い考察が行なわれているからです。 伊藤氏は、タイの山中で現地の人達と生活を共にしながら実践研究をされていますから、今回の対談では、その体験から得られたことなども伺いつつ、言語、音声と人間の身体動作、習慣といったものを、私も共に考え学んでいくユニークな「これからの教育実践ゼミ」になると思います。 武術、武道やダンス、楽器演奏、職人の技術など、さまざまな技芸の身体の使い方に興味のある方だけではなく、より広い分野にわたって「人間とは何か」ということに興味のある方々に、ご視聴いただけたらと思います。 ゲストの伊藤雄馬さんからのメッセージです。 ー甲野善紀先生のことは中学生の頃から存じ上げておりました。 当時、私は陸上部の短距離選手で、甲野先生の「なんば走り」の特集を見て、夜中のグラウンドで練習していたのを思い出します。 この度、光岡英稔先生を通して、甲野先生とご縁をいただき、お話しできるのは不思議な気持ちです。 私は大学教員を2年前に辞職し、現在は「自活研究者」を名乗って活動しています。 自活とは、個人として全うする人としての生き方を指します。 ありていにいえば自給自足ですが、そこに人間個人の孤立を私は読みません。 自給自足といえど、人間だけでは何一つ成せないからです。 寝床を見つけあるいは組み立て、植物と出会い住まい、数多の菌に教えられながら、この大きな循環の中に人として身を置くこと。 それが私の考える自活です。 その生き方に必要な有形無形の技術は何かを考え、学びながら、実践する日々です。 教育は人が個人として生を全うするためにあることを否定する人はいないはずです。 しかし、現状を見ると、学校教育はその課題から目を逸らし続けています。 寝て、食べて、排泄し、人と交わる。 学校教育では生に関わるこれらの項目が全て周辺化されていることに気づきます。 生の根幹をやがて外注せざるをえない人間となるように構造化されている、そんな邪推をしてしまうのは私だけでしょうか。 とはいえ、私も一昔前までは自ら生を全うするために必要なことをついに学ばず死んでいくことに、違和感をほとんど抱かない人間でした。 しかし、タイ山間部で唯一の狩猟採集民であるムラブリの言語を学びながら共に過ごすことで、やっと自分の歩く、とんでもないまわり道に気づきつつあります。 そのような折に今回、甲野先生と教育についてお話しする機会をいただけたのは、何かしらの大きな流れの中にいると思わずにはおれません。 また、最近の私の研究である光岡武学を通じて言語に迫る「光岡言語学」から、最近の発見を甲野先生に率直にお伝えし、どう感じられるのかを伺ってみたく思います。 というのも、この光岡言語学は身体的な感覚が必要となる領域であり、甲野先生がどう感じられるのかは、私が今最も関心のあることの一つです。 私自身も予測できない、他では聞けない言語観がこの対談の中で展開される予感があり、私自身も出演者としてでなく、聴者の一人として、楽しみにしています。 この時代に必要なことが展開される対談になると信じておりますので、様々な方に届けられたらと思います。ぜひご覧ください! ゲストプロフィール 伊藤雄馬(いとう・ゆうま)1986 年生まれ。 島根県出身。言語学者。2018年より富山国際大学専任講師を勤め、2020年に退職、独立。2022年現在、東京外国語大学特別研究員、横浜市立大学客員研究員。タイ・ラオスを中心に現地に入り込み、言語文化を調査するほか、身体と言語の関係についても研究している。ムラブリ語が母語の次に得意である。論文に「ムラブリ語の文法スケッチ」(『地球研言語記述論集』)、"The heart’s downward path to happiness: cross-cultural diversity in spatial metaphors of affect."(Cognitive Linguistics、共著)など。

セール中のアイテム